SSH接続する
「SSH」(Secure Shell)とは、ネットワークを介してサーバーにログインし、Linuxの各種コマンドを実行する手段の一つ。X-Server (共用レンタルサーバー)への接続設定方法は、以下の2通り
- X-Server側で生成した鍵を使う:X-Serverのサイトから秘密鍵をダウンロードし自分のPCの所定の場所に保存してセッションを確立
- 自分の公開鍵を使う:自分の公開鍵をX-Serverのサイトに登録してセッションを確立
X-Server側の公開鍵を使う方式
- X-Serverのサイトにて、SSH設定をオンにして、公開鍵認証用鍵ペアの生成と秘密鍵のダウンロードする
- 秘密鍵ファイルの保存とパーミッションの変更
- ダウンロードした秘密鍵を.sshフォルダの下に保存。フォルダは隠しフォルダ
- 名称を”xxxrsa”に変更。(通常はid_rsaだが複数の鍵を生成している場合、名前を変える。)
- パーミッションの変更
$ chmod 700 ~/.ssh
$ chmod 600 ~/.ssh/秘密鍵のファイル名
4. ssh接続する
$ ssh -l [サーバーID] -p 10022 [サーバーID].xsrv.jp
自分の公開鍵を使う方式
- Mac Terminalから公開鍵認証用の鍵ペアを生成
$ ssh-keygen
。パスフレーズを設定し記録しておく。既に鍵ペアを生成している場合、それを使える。 - 公開鍵の情報をクリップボードにコピー。
$ pbcopy < 公開鍵のpath
- X-Serverのホームページの所定の場所に貼り付けて登録。
- SSHの実行。
$ ssh userid@userid.xsrv.jp -p 10022
10022は、XーServerが用意したSSH用のポート。
参考: https://glatchdesign.com/blog/connect-ssh-macos-x/
configファイルでログインを簡略化
- .sshフォルダ内にconfigファイルを作成
$ touch ~/.ssh/config
2. vimでconfigを編集。テキストエディタで開いても問題ないです。
$ vi ~/.ssh/config
3. configファイルを以下のように設定します。
Host xsrv(任意のコマンド)
HostName [サーバーID].xsrv.jp
Port 10022
User [サーバーID]
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
4. 以下コマンドでssh接続
$ ssh xsrv
5. パスフレーズを省略したい場合、先ほど作ったconfigファイルの末尾に以下を追加
TCPKeepAlive yes
IdentitiesOnly yes